2025.09.24 | 採用情報

「マッチョ介護」で見つけた、自分らしい働き方/訪問介護事業所HIDAMARI ICHINOMIYA所属 宮﨑康央さん

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「もともとはトレーナーを目指して専門学校に通っていたんです」

そう話すのは、入社4年目の宮﨑康央(みやざきやすひろ:通称やすくん)さん。



今回のインタビューではフィットネス実業団「7SEAS」に所属し、現在マッチョ介護士として活躍している宮﨑さんの訪問介護のお仕事の内容や仕事に対しての想い、支援の様子をご利用者様のお話とともにご紹介します。

宮﨑さんは筋トレ好きが高じてトレーナーを志したものの、ある日SNSで偶然目にした「マッチョ介護」というキーワードが彼の進路を大きく変えました。

宮﨑さん『ビジョナリーを知った時、こんな風に筋トレを続けられる職場があるんだ!と驚きました。母が福祉関係の仕事をしていたこともあり、調べているうちに介護の仕事にも挑戦してみたいと思えるようになったんです。』

介護の世界は、入る前は“きつい・給料が安い”というネガティブなイメージばかりが先行していたといいます。しかし、実際に働き始めてみると、その印象は大きく変わりました。


訪問介護という「家の中で向き合う仕事」

宮﨑さんが担当しているのは、利用者さんのご自宅に伺う訪問介護というお仕事です。
例えば朝は着替えや朝食の支援、昼は入浴や昼食の準備や提供、夕方は帰宅後のケアなど、一日の中で生活に寄り添う支援が続きます。

宮﨑さん『ご自宅に上がらせていただく以上、第一印象や礼儀はとても大事にしています大きな明るい声での挨拶や相手の趣味や置いてある物から話題を見つけ、会話を広げたり心を開いてもらえるようにと工夫しています。』

あまり家から出られない利用者さんとも信頼関係を築くために、時には自分の体験も持ち帰って話題にします。

宮﨑さん『夏祭りや花火大会に行ったら、その雰囲気を利用者さんに伝えて一緒に季節を感じてもらうこともあります。中々家からでられない方もいるので、僕のお話しを聞いて、自分も体験したような気持ちになる。そういう工夫も訪問ならではですね。』


「訪問介護で求められるのは明るく元気な人!?」

訪問介護に向いている人はどんな人かを尋ねると、宮﨑さんは少し考えてから答えました。

宮﨑さん『利用者さんやご家族に合わせて、会話や支援を臨機応変に変えられる人だと思います。コミュニケーション力はもちろんですが、“観察力”や“礼儀”も欠かせません。
特にご家庭ごとに細かいルールがあるので、それに沿った支援ができることが大切だと感じています。』

例えミスをしてしまうことがあっても、日頃から信頼関係が築けていれば「大丈夫だよ」と受け止めてもらえる。だからこそ、普段からの誠実な関わりが仕事を支えていると言います。


「宮﨑さんの身体に近づきたい」新たな目標を持ったご利用者様の話

訪問介護の現場は、生活支援だけにとどまりません。移動支援を活用して、新しい挑戦に踏み出している方もいます。

全盲のため、介助者がいなければ外出が難しいと話すのは訪問介護を利用する山腰さん。現在は週に一度、HIDAMARI ICHINOMIYAのスタッフ(以下:訪問スタッフ)と一緒にフィットイージーへ通い、筋力トレーニングに取り組んでいます。



山腰さん『週に1回、宮﨑さんや他の訪問スタッフに1時間ほどトレーニングを教えてもらっています。以前よりもかなり筋力が上がったという実感があります。
今まで10年以上運動をしてきましたが、こんな風に知見がある人に指導してもらうのは初めてで、トレーニング方法ひとつでこんなに変わるんだと驚いています。』


実際に行ったメニューを細かくメモに残し、前回よりも重量が上がると「まだまだいけますよ!」と励ます宮﨑さん。厳しさの中に寄り添いがある指導が続きます。

山腰さん『他のスタッフも厳しいですが、宮﨑さんは特に厳しい(笑)でも、最後の“もう1回、あと2回”をしっかり追い込んでくれるんです。』


全盲である山腰さんは、宮﨑さんの身体に触れることで筋肉の凹凸や肩の大きさを感じられるといいます。トレーニングを続ける中で「僕も宮﨑さんの身体に近づきたい」と新しい目標を持つようになりました。



コンテスト出場を目指して

トレーニングを続ける中で、さらに大きな挑戦も生まれました。

山腰さん『自分が今どの位置にいるのか試してみたくなったので、来年のボディパフォーマンスコンテストへの出場を目標にしています。短い時間ですが、毎回とても濃いトレーニングができてるので訪問スタッフのみなさんには本当に感謝しています。』

(ボディパフォーマンスコンテスト関連記事はこちら





トレーナー志望から介護の道へ

最初は“偶然の出会い”から始まった介護の仕事。けれど今は、自分らしい強みを活かせる場所として確かなやりがいを感じていると話してくれました。

宮﨑さん『山腰さんは毎回トレーニングを真剣にやってくれるので、とても教えがいがあります。

また、僕は一人で黙々と体を鍛えることが好きなので仕事も黙々と一人でやる方が向いているのかな、と初めは思っていました。ですが福祉という仕事に触れてみて、人との信頼関係を作りながら支援できるのは本当に楽しいと感じています。
ビジョナリーの訪問介護のスタッフは皆、元気で会うとパワーをもらえる素敵な人ばかり。特に浅野リーダーや後藤さんに会うと1週間は元気でいられるような気がします(笑)!!


僕は今後も訪問介護の現場で、自分だからできる関わり方を続けていきたいですし、ぜひ介護のイメージや今まで興味がなかった皆さんにも、一度は介護に触れてみて欲しいなと思います。』




筋トレから介護へ。

偶然のきっかけで始まった道は、いまや宮﨑さんにとって「自分らしく輝ける働き方」になりました。

訪問介護の現場では、ご利用者様一人ひとりと信頼関係を築きながら、時にご利用者様の新しい挑戦を後押しする存在に。

その姿は、介護が持つ“人の可能性を広げる力”を体現しています。

また、フィットネス実業団選手の軸で目指すのは来年、JBBF東海大会で優勝し日本大会へ、そして世界大会出場を目指し、マッチョ介護士として自らの挑戦も続けていくことです。




フィットネス実業団『7SEAS』についてはこちら

「介護はきつい」という先入観を打ち破り、楽しさややりがいを全力で発信することで、介護のイメージを変えていきたい。

「マッチョ介護」で見つけた、自分らしい働き方。その歩みは、これから介護の世界を目指す人にも、そして新しい一歩を踏み出そうとするすべての人にも、大きな勇気を届けてくれます。

おまけ

インタビューでは、きんにくんこと宮﨑さんの隠された素顔に迫ることにも成功しました!!👀✨

Q 好きな食べ物は?

宮﨑さん『実は甘いものが好きなんです!!減量中なかなか食べられないので少し辛いですね・・。』

Q食事は普段、どんなものを食べていますか?

宮﨑さん『今は鶏肉やきのこ類をまとめて炊飯した炊き込みご飯を食べています!』



ということで、宮﨑さんの身体を作っている
ご飯のレシピを今回特別に教えていただきました!!🍚㊙️㊙️

<筋肉味ご飯(2合分) >
材料:

米 (2合)/⭐︎酒、醤油、みりん25ml/水(2合の規定の線まで)/鶏ガラ 適量/鶏胸肉1枚、鶏もも肉1枚(両方皮なし)/しめじ1袋

作り方:

炊飯器に洗米したお米を入れて調味料⭐︎を入れる。2合の規定の線までお水を入れ、お肉やしめじ、鶏ガラを適量入れ炊飯スタート!


お昼はこのお弁当+ゆで卵2個を食べているそうです!!
炊飯器で手軽に作れるのでぜひお試しください✨

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