2025.01.16 | 採用情報
スタッフインタビュー「福祉×キャンプ」を通じて僕が伝えたいこと (atto所属 前田憲広さん)
前田憲広さん
15年以上福祉の仕事に携わり、サービス管理責任者、住環境コーディネーター、介護福祉士の資格を持つ。
みなさん、こんにちは〜!
今回は福祉キャンプコミュニティ『LIFE SCOUTS』でも活躍中の、atto所属の前田憲広さんにインタビューを行いました!
自然を愛するキャンパーであり、福祉歴が長い前田さんにさまざまなお話を伺いました!!
経験から語る、福祉の魅力
ーーー前田さんは前職から様々な経験をされていますね。
『そうなんです。僕は学校卒業後に福祉の仕事につき、そこから約15年、福祉関係の仕事をしてきました。福祉の仕事は本当に魅力的で、やりがいに満ちています。
でも僕自身、何度もこの道で挫折を味わったことがあります。ご利用者様のことを想うあまり、あれこれと考えすぎてしまい、気づけば心身ともに疲れてしまうことも。
特に福祉関係の営業職の頃には、身体的にも精神的にもとても辛い時期がありました。それでもお客様の中には「あなたが来てくれて嬉しい」と言ってくださる方もいらっしゃり、時間が限られている中でもお話しをする時間が心の支えとなっていました。
この仕事に真剣に向き合おうとすればするほど、悩むことも増えてしまいます。
それでも福祉の現場には、とてもやりがいを感じられる瞬間があり、そのたびに「また頑張ろう」と思えるのです。』
引き込まれていったソロキャンプ
『2015年、ソロキャンプがひっそりと流行り出した頃、自然が好きだったこともあり、キャンプ道具を揃え、YouTubeなどで知識を深めながらキャンプを始めました。
以前から一人旅が好きで、よく旅行にも出かけていたのでソロキャンプも魅力にどハマりしていきました。』
ビジョナリーとの出会い
『福祉とは全く別の仕事をしたいと、知り合いのキャンプ場で働くことを決意しました。
忙しい日々から解放され、大好きな自然に囲まれて「好きなこと」を仕事にする喜びを感じました。
そんな時にキャンプ場に軽度の認知症があると思われる方が来場しました。
福祉経験のある僕が対応したのですが、他のお客様の対応に追われ、その方の対応に苦慮してしまいました。その時に「やっぱり福祉をやりたい」と再び福祉への想いが湧き上がりました。
その後、転職エージェントに勧められたのがビジョナリーでした。何気なくビジョナリーのInstagramを見ていると、みんなで焚き火を囲んでいる写真を見かけました。
その時に僕は「ビジョナリーでなら自分のやりたかったことができるかもしれない」と思い、応募を決意しました。
採用面接では丹羽社長が福祉のイメージを変えたいと話してくださったことがとても印象的でした。採用面接でこんなにワクワクしたのは初めての経験でした。』
感性を育てる
ーーー現在勤務している生活介護で前田さんが大切にしていることを教えてください。
『ビジョナリーでは「みんな明るく元気」という雰囲気を大事にしています。今まで見てきた福祉業界ではスタッフが疲れ、ネガティブな雰囲気が漂うことが殆どでした。
なのでビジョナリーのこのポジティブなスタッフが多い環境に驚きとともに日々充実感を感じています。
そして「感性を育てる」というコンセプトの生活介護attoの業務の中では、絵を描くことが好きなご利用者様が何度も同じ色を重ねて塗る姿を見て、その方の感性を見守り、個性を大切にしたいと感じています。
どれも素敵な作品ばかりなので、作品を商品化するなど、ご利用者様の「引き出し」を増やしていくことが今後の目標です。』
福祉キャンプコミュニティ「LIFE SCOUTS」
ーーー福祉キャンプコミュニティ「LIFE SCOUTS」の活動に参加してみていかがでしたか?
『「LIFE SCOUTS」での活動は、まさに僕が実現したかったことでした。キャンプイベントを通じて、施設内では体験できない非日常を提供することができ、自然の中でしか経験できないことが体験できます。
実際に、先日行われたキャンプイベントでは薪割りやペグ打ちを楽しんだ利用者からは「楽しかった!」という声を聞くことができ、キャンプの楽しさが伝わったのであればとても嬉しいです。』
キャンプでの学びと楽しさ
ーーー前田さんが今後、行なっていきたいキャンプでの活動などはありますか?
『ご利用者様がとても喜んでいたキャンプ飯は、キャンプならではの楽しみの一つです。今後、キャンプ飯をもっとアップデートしキャンプでしか味わえないご飯も楽しんでもらいたいです!!
さらに、体験できるイベントも増やし、ご利用者様と一緒に楽しみながこのコミュニティを盛り上げていきたいと思います!!』
好きなことを全力で発信する
ーーー前田さんにとって趣味は仕事にどのような影響を与えているのでしょうか?
『僕はオフの日にキャンプに出かけることでリフレッシュし、そのエネルギーを仕事に活かすことができます。特にアルプスが好きなので長野にはよく足を運んでいます。
僕は自分がやりたいこと、好きなことを全力で楽しんでいたらビジョナリーと出会うことができました。皆さんもモチベーションになるような野望や夢を語るのは自由なので、趣味や好きなことをどんどん発信して欲しいと思います。
口に出すことは最初は恥ずかしいけれど、ぜひ言ってみてほしいです!!』
今後の目標と夢
ーーー今後の野望などありましたら教えてください。
『今後の野望は、「LIFE SCOUTS」を通じて福祉の魅力を伝えていくことです。そして、キャンプを通じてもっと多くの方々と交流を深めていきたいと考えています。
具体的には国分太一さんが関わるキャンプ場があるのですが、そこで地域福祉と結びつけたイベントを開催することができたらと考えています。
福祉業界のイメージをもっともっと変えていきたいのでマッチョ介護💪だけではなく
「福祉×キャンプ」も、さらに盛り上げていきたいです🔥』
今後も「LIFE SCOUTS」はキャンプを通じて福祉の新しい可能性を広げ、障害のある方々、そのご家族にも非日常の体験を提供していきます。
福祉に興味がある方、キャンプに興味がある方は、ぜひ「LIFE SCOUTS」の活動をチェックしてみてください!
「LIFE SCOUTS」公式Instagram
ボランティアも大募集中ですので、学生さんやお子様連れのご家族もお気軽にご参加くださいね!!
それでは、また次回のTIMESでお会いしましょう〜!