2025.09.30 | 採用情報
小さなことも「私の仕事」【一生懸命MVP】受賞者インタビュー🎤NOIE SUZUKA 所属/ 太田友美子さん

本日は今月の「一生懸命MVP」に選出された、NOIE SUZUKA所属 太田友美子さんのインタビューをお届けします!
「一生懸命MVP」とは?
この表彰制度は、日々の仕事に真摯に向き合い、誰かのために「一生懸命」取り組んでいるスタッフにスポットライトを当てる今年度から始まった試みで、毎月「一生懸命MVP」に輝いたスタッフに賞が送られます✨
職種・役職・雇用形態に関係なく、すべてのスタッフが対象となっており、「頑張っている人がちゃんと評価される」文化を根付かせていくための取り組みでもあります。
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役員の方々による「一生懸命MVP」受賞式では、NOIE SUZUKAのスタッフだけでなく、ご利用者様も一緒になって太田さんの受賞を喜んでいました。


温かな拍手や笑顔があふれ、太田さんの日頃の姿勢が周囲にもしっかり届いていることを実感できる、素敵なひとときがお写真からも伝わってきます😊✨
では、受賞者ご本人のインタビュー、そして推薦したリーダーからのコメントをお届けします🌱
病気をきっかけに、介護の仕事へ
太田友美子さんは、約1年ほど前にビジョナリーへ入社し、NOIE SUZUKAにて勤務し始めました。
これまでは自営業を営む旦那さんとともに働いておりましたが、ある日突然脳梗塞を発症しました。
太田さん『入院してからどんどん体が動かなくなりました。これからどうなってしまうのかと絶望的になり、眠るのも怖くなる時期がありました。
家族に迷惑をかけてしまう、まだ娘もいるのに、自分が一人になった時にはこの体でどう生きていけばいいのか…そんな不安でいっぱいでした。』
リハビリを続け、少しずつ日常を取り戻す中で芽生えたのが「介護の仕事をしてみたい」という気持ちでした。

太田さん 『寝たきりになってしまった時、担当してくださったヘルパーさんに会う度に元気をもらえました。自分が介護される立場を経験したからこそ、障害のあるご利用者様の気持ちがわかります。
だからこそ、今度は私が支える側(介護する側)になりたいと思い、自立に向けて仕事を探し始めました。
人事部の森野さんとの面接では、自身の病気の後遺症についてなど、親身になって話を聞いてくれました。
私が”できることからやってみたい”と話すと、「まずは夜勤からやってみましょう」と、働く機会をもらえたことは、本当に嬉しかったです。』
これまで自営業での経験しかなく、さらに病気になったことで制限される中では求人に応募しても面接すらも対応してもらえなかったと言います。

仕事がリハビリになった
入社当初は、片手しか使えず病気の後遺症で段取りなどもうまくできなかったため、得意だった料理も思うようにできませんでした。
しかし、仕事を続ける中で「できること」が増えていきました。
太田さん『色々なことを同時にやることが苦手なのですが、やらなければ衰えていくばかり。
なので、介護のお仕事そのものが私にとってはリハビリになりました。グループホームの夜勤というお仕事は、施設内の清掃や朝食の準備など家事の延長のような仕事内容も多く、比較的自分のペースでやるべきことを行うことができるので“自分に向いている”と感じるようになり、以前に比べると仕事についても自信もついてきました。』
利用者様と一緒に過ごす日々の中で、「子育てと同じ感覚で利用者様の成長を感じられる」と話す太田さん。その表情は明るさにあふれています。


「一生懸命MVP」の受賞を知って
今回「一生懸命MVP」に選ばれた理由は、太田さんが特別なことをしたからではありません。たとえ消毒液や洗剤の補充といった小さなことでも、「自分の仕事」として進んで行い、見て見ぬふりをせずに取り組み続けてきた姿勢がリーダーや他のスタッフから評価されました。
太田さん『利用者様のことを考えて動いていただけだから、受賞を聞いた時はリーダーや周りのスタッフも”自分のことを見ていてくれたんだ”と、本当に嬉しかったです。』

推薦者・榊原リーダーのコメント
榊原さん『太田さんは、対応が難しい利用者様に対しても真摯に向き合い、細かい変化にも気づいてくれます。
またスタッフが効率的に動けるようにとリハパンにパッドをセットしておいてくれていたこともありました。こうした先回りした周りへの気遣いは日常の中で小さなことですが、とても大切なことですし周りへの影響が大きい。まさにイズムにもある、相手の立場に立って考えるという姿勢を体現しており、現場全体にもとても良い影響を与えていると感じ、今回推薦いたしました。』
榊原リーダーはさらに、『NOIE SUZUKAのスタッフそれぞれに、素晴らしいところがあります。全員に一度はこの”一生懸命MVP”に選ばれてほしい。』と話してくれました。
一生懸命になれる理由
太田さんが一生懸命でいられる理由は、自身の経験にあります。
太田さん『自分も障害を持って、介護される側を経験したからです。ご利用者様の気持ちに寄り添うことが自然にできるんです。』

家族には迷惑をかけられないと寝る時間も惜しんでリハビリに励んだ日々。
その努力が今の仕事にもつながっています。
今後の目標
太田さん『NOIE SUZUKAで頑張りたいと思っています。さらに自信をつけ、他でも仕事ができるんだと思えるようになりたいです。
また、ご利用者様ができなかったことをできるようになる瞬間が嬉しいですし、それを一緒に感じられるのがこの仕事のやりがいだと思っています。』

特別なことをしていなくても、一生懸命は日常の中に確かに宿っています。
太田さんの一生懸命な姿勢は、仲間や利用者様に安心を生み、会社のカルチャーを育てる大切な一歩となっています。
あなたの周りにも”一生懸命な人”はきっといるはずです。
その人の何気ない気配りや行動に目を向け、あなたも同じように”一生懸命”の連鎖を広げていけたらいいですね✨
来月の一生懸命MVPもお楽しみに!!ではまた次回お会いしましょう〜!